田舎から出てきた18歳の趣味はパチンコ

パチンコに高校生の頃から夢中になっている18歳の新社会人の若者がいました。

 

彼は田舎から就職で愛知県までやってきました。自動車部品を製造する企業に4月から新入社員として働き始めます。

 

そして5月になり、遂に初めて給料をもらう事となります。生まれて初めてもらう給料に舞い上がってました。

 

ですが、彼はすぐには使わずに親に3万円ほどを仕送ったそうで親孝行者だなと同期の仲間からも尊敬されていました。

 

初任給で手にしたのは約13万円。まだ研修中の身だったので夜勤もありません。

 

GWの連休が終わってから彼は夜勤のある職場に配属され、早速夜勤をしながら眠たい目を擦って頑張っていました。

 

そして6月になり、遂に夜勤手当なども含まれた給料を手にする事となります。

 

彼の手元には18万円もの給料が振り込まれました。18歳の給料の手取りとしては、かなり高い方だと言えます。

 

そして彼は給料が振り込まれたのが金曜日で、昼の勤務でした。基本的に仕事は土日休みとなります。

 

金曜の夜に同期の仲間と食事を師に行き、ある約束をします。それは翌日に朝一からパチンコをしに行こうということでした。

 

こうして彼は翌日に4人でパチンコへと行く楽しみが出来ました。

まさかの出来事が起きる

遂にやってきました土曜の朝。

 

彼は同期の仲間と共に朝一の開店前から店に並んで楽しそうにしていました。

 

そして開店と同時に台を選んで早速大好きなパチンコを打ち始めます。

 

ですが彼は全く当てる事が出来ずに徐々に熱くなり始めていきます。仲間たちも驚くほどの負けっぷりです。

 

時間が経つにつれ減っていく軍資金。そして彼は夕方になる頃には財布から8万円がなくなっていました。

 

そして財布の中身が空っぽになった所でやっと正気に戻っていました。ですが仲間たちは今日は勝てないと判断し昼ごろには帰っていました。

 

夜になり、彼は今日の負けは「運がなかっただけだ」と言いはじめ、また翌日の日曜日にもパチンコに行くと言いはじめます。

 

「パチンコの負けはパチンコで取り返す」と言い、ATMからまた金を下して財布に軍資金をチャージしていました。

前日のリベンジなるか?

こうして日曜を迎え、彼はまた朝一からパチンコ店に向かい、財布に入っている10万円を握りしめます。

 

昨日負けた8万円を何としても取り返す気でいます。ですがパチンコはそうそう都合よく勝てる物ではありません。

 

彼は根拠の無い発言を繰り返します「明日は勝てる気がする」と。

 

こうして彼の前日の負けを取り戻すための大勝負が始まりました。

 

ですが前日と同様に彼は熱くなりすぎてまたしても金をどんどん失っていきます。

 

しかも台の前で叫びはじめます「早く当たれや」と。まさのその光景は異様なモノでした。

 

店員に迷惑行為だからと注意されて叫ばなくはなったものの、最早彼の財布の中身がなくなるまで打ち続けています。

 

こうして彼は遂に軍資金だった10万円を失ってしまい、財布の中に残っていたのはわずかに13円でした。

 

2日連続で大敗した彼は給料をわずか2日で使い果たしてしまいました。

 

電話代の支払いや、次の給料までの29日間を兼ねの無い状態で過ごす事となってしまい、すべてを失ってから正気に戻りました。

 

そんな彼は15年たった今でもパチンコ漬けの生活をしており、闇金に手を出して会社にまで取り立ての電話が来るようになったそうです。

 

やはりパチンコにハマった者はロクな奴がいないと、当時の彼の仲間たちはパチンコをやめて他の遊びを楽しむようになったそうです。

 

田舎から出てきて借金まみれになった彼の姿を想像できた者は誰もいませんが、彼の将来は最早ギャンブル中毒になってしまい破滅しかないでしょう…。