家族よりもパチンコを選んだクズ父親

家庭の大黒柱でもある父親がパチンコにハマってしまったという実例です。

 

家族構成は父(40歳)と妻(40歳)、そして3人の子供がいました。

 

長男(15歳)は中学3年生で受験を控えています。次男(11歳)は小学5年生でサッカーが大好きです。長女(10歳)はピアノを習っています。

 

こんな5人の家庭ですが、父親は若いころに全く貯金をせずに結婚してしまいました。

 

妻は夫のギャンブル癖はわかっていたのですが、結婚前に一切やらないという約束で踏み切りました。

 

長男が生まれ、二男に長女と家族も増えていき、明るく楽しい家庭がこのままずっと続くと思っていました。

 

ですが、ある日父親が会社をリストラされてしまいます。務めていた会社が赤字経営となってしまい、人員削減の為に社員の半分をリストラしてしまいます。

 

まさかのリストラという憂き目にあってしまった父親。会社を辞めてから1週間は何も気力が沸かずに妻もそっとしておきたのです。

 

10日ほど過ぎたあたりに父親は職業安定所に通うと言って毎日のように足しげく朝自宅を出て行って夕方には帰宅していました。

 

子供達も父が立ち直り、新しい仕事を探しているのを応援していました。それから2週間が過ぎたある日の事でした。

 

妻が夫に生活費を貰おうと話をします。今までの貯金が200万程あったので何とか節約してやりくりしようと努力していました。

 

ですが夫は妻によそよそしい態度を取り、そこには不自然な態度があると妻は感じました。子供達も何故か怪しいと感じていたそうです。

父の衝撃の告白

そこで家族は父を問いつめる事にしました。夜10時ごろに家族会議です。食卓のテーブルは重たい雰囲気で父親はやっと口を開き始めます。

 

「すまん、パチンコで使い込んだ…」と、まさかの発言に妻は驚いて言葉が出なくなってしまいました。

 

父の立ち直ろうとする姿は実は全くの偽物で、職業安定所ではなくパチンコに毎日通っていたと白状しました。

 

しかもリストラの精神的ショックで大好きなパチンコを我慢していた反動が来たと言い訳を延々としはじめます。

 

子供たちの父に対する尊敬のまなざしはいつしか憎しみへと変わっていました。そこで長男が父にキャッシュカードを出せと胸ぐらをつかんで怒り始めました。

 

妻も2人の子供も長男を止めようとはせずに、しぶしぶカードを差し出した父の口座の残高を5人で夜のコンビニATMまで車を走らせます。

 

そこで妻が夫の口座残高を見てみると、何と200万あった貯金が今や残り13万円でした。

 

わずか2週間足らずで父はパチンコで約180万を失っていたのです。ATMの前で泣き崩れる母を長男が肩を支えて車まで運びます。

 

後部座席でうつむいていた父を長男がいきなり殴りつけました。こうして帰宅した家族は沈んだ空気で一晩を過ごしました。

 

翌日になり、家族で話し合いがもたれる事になり、平日ですが子供3人は学校には行かずに両親の話し合いを聞いていました。

 

妻は結婚前に夫と約束した「パチンコをやめる」というのを破った事、そして生活費である貯金をほとんど使い込んでしまった事を責め立てました。

 

夫はヤル気の無い返事で話し合うような態度ではなかったのですが、ここでまた長男が激高して父親を殴り飛ばします。次男も長女も一切止めようとはしませんでした。

そして離婚へ

こうして妻は夫に「離婚」を突きつけ、子供3人も納得していました。こんな父親と一緒に生活はしたくない…と。

 

それから数日後、離婚が成立し子供3人を引き取った妻は母子家庭で育てていくと覚悟を決め、昼夜問わずに働き続けました。

 

長男は家庭の生活のためにと、本当は進学したかった高校受験を諦め、中学の卒業後にアルバイトで家計を助けるために働き始めました。

 

弟が好きなサッカーをつづけさせてあげたい、そして妹のピアノの習い事も続けさせてあげたいという母と長男の想いが家族の絆を強くしました。

 

二男と長女は母と長男のお蔭で無事に高校まで卒業する事が出来て今は立派な社会人として暮らしています。

 

父親はその後どうなったのかは分からないそうで、今でももしかしたら生活保護を受けながらパチンコをしているかもしれません。

 

ただ、この家族は父親がパチンカスという人間のクズだったというのが家庭崩壊につながってしまいました。

 

ですが、そんなクズのような父を反面教師として長男は今では自分で会社を立ち上げて母を楽させてあげているそうです。

 

家族よりもパチンコを選んだために何もかも失った父に対しては、父の家族も見放したそうです…。